2010年05月11日

英語と私

私は英語が好きだ。

「なぜか?」と訊かれても、うまく答えられない。
好きなものは好きなのだ。

でも、英語の実力が優れている、と言うわけではない。
ペラペラ話せるわけでもない。

それでも、好きなのである。

幼少の頃、母に英単語を覚えさせられたからだろうか。
私は英語に対して抵抗がなかった。

中学に入学する直前の小学校6年の時、初めて塾で英語を勉強した。
それ以来、英語の勉強が面白くて仕方が無かった。

だけど、高校に入ってからは受験英語に偏ってしまって、
英語をあまり楽しむことはできなかった。
それと同時に、実力の方も今ひとつ伸び悩んでしまったみたい。

それでも私は英語が好きである。
なんというか、英語を勉強しているのが好きである。
もしかしたら、『英語を勉強している自分』が好きなのかもしれない。

今は無き短大では英語専攻だった。
私の短大では一番厳しい専攻と言われていた。
(ちなみに一番楽なところはパラダイス○○○と言われていた)

毎日のように出される課題と発表。
図書館司書の資格も取っていたので、一年の時の時間割は
月曜から土曜までぎっしり講義が埋まっていた。

発表というのは、『LL』と『ドラマ』の二種類があった。
『LL』というのは、その名の通り、リスニングなのだが、
あれはリスニングの授業ではない。(と私は思う)

英会話みたいな英文を数ページに渡って暗記し、
二人一組でペアになってみんなの前に出て発表するもの。
内容は非常に日常的なもので、医者に行って頭が痛いと言ったり、
パーティーに出て自己紹介をするといったもの。

『ドラマ』も同じような感じで、アメリカのドラマのセリフを数ページ覚えて、
やはり二人一組でみんなの前に出て発表するのである。
こっちは物語になっているから、読んでいて多少面白かった。

この2つの発表には周到な準備が必要で、しっかり覚えてこないとみんなの前で
何も言えなくなってしまい、『シーン・・・・・・・・』と気まずい沈黙が流れる。
そして相手の人にも迷惑をかけることになる。

先生は何も手助けしない。クラスのみんなも助けてくれない。
準備を怠った学生は、ひたすら『シーン・・・・・・・・・』という沈黙に耐えねばならない。
時には、『シーン・・・・・・・・・』のまま、チャイムが鳴ることもあった。

だから、発表の前になるとみんな必死になって覚える。
私も自宅の机に向かって、何度も英語をつぶやいていた。
『こんな暗記して意味あるのかな・・・?』と思いながら。

毎日朝早くに家を出て、ぎゅうぎゅう詰めの東西線に乗って疲れ果てて教室に入り、
発表では冷や汗をかいて、帰りは家に帰るまでの東西線の中で
テキストを広げて一生懸命英文を暗記したなぁ・・・。

東西線が地上に出る頃にはぐっすり寝てしまうことがほとんどで、
終点の西船橋で周りがいないことに気づいて慌てて降りたこともあったわ。。
(昼間の東西線は乗っているとものすごく眠くなる。)

他にも厳しい課題はいっぱいあった。
英語でノートに日記を書いたりとか(これは結構好きだった)、
英語の本をとにかくたくさん読んで、ページ数を報告するんだけど、
そのページ数を累計で棒グラフにされて張り出されたりとか。
サボっていると、一目瞭然(><)

その短大の授業の厳しさで、私は英語に対するやる気が失われてしまい、
大学では政治学科に編入したんだけど、
今思うとあれほど英語を勉強したのはあの時だけだった。
もっと課題をしっかりやっていれば、実力はついたのかもしれない。

とにかく当時の私は勉強と恋愛に全力を尽くしていた。
今思うとすごいパワーだ。それも若さゆえなのだろうか。
posted by kaori at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 英語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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